便潜血陽性

便潜血検査とは

便潜血検査は一般的な健康診断で行われていることが多い検査です。採取した便に目に見えないほど微量の血液が含まれていないかを調べる検査で、大腸がんのスクリーニング検査として行われています。ただし、陽性になった場合も、大腸がんではなく痔などによるものが多くなっています。陽性になって大腸カメラ検査を受けた場合、大腸ポリープが見つかるケースが30~40%、大腸がんが発見されるのは3~4%です。大腸ポリープは大腸がんの前がん病変であるケースが多いため、当院では大腸カメラ検査で発見された前がん病変の大腸ポリープはその場で切除して将来の大腸がん予防につなげています。
ただし便潜血検査では陽性にならない場合も、進行した大腸がんや早期大腸がん、前がん病変の大腸ポリープを見逃しているケースが少なくありません。便潜血検査は何万人、何十万人というスケールで考えれば予防効果があると言えますが、個人の検査として確実性が低いということを理解して受けることが重要です。

便潜血検査で陽性を指摘されたら

便潜血検査陽性は、消化管である食道・胃・十二指腸、小腸・大腸・肛門のどこかで出血が起こっているということです。陽性になった方の調査データでは、便潜血検査を受けた1,000人のうち約50人が陽性となり、陽性の50人のうち大腸がんが発見されるのは1~2人だと指摘されています。ただし、前がん病変の大腸ポリープを発見して切除することで将来の大腸がん予防につながるケースもあり、他の症状がなく便潜血検査で発見される段階の大腸がんは比較的楽な治療で完治できるケースがほとんどだとされています。そのため、陽性を指摘された場合には、できるだけ早く大腸カメラ検査を受けることが重要です。陽性が指摘されるのは、大腸カメラ検査を受けるきっかけだと考え、できるだけ早くご相談ください。

苦しくない大腸カメラ検査を行っています

当院では、内視鏡検査経験が豊富な医師が、その高い技術力を生かせる高性能の内視鏡システムやスコープを用いて質の高い検査を行っています。短時間で負担の少ない検査が可能で、軽い鎮静剤を使った無痛の検査や、大量の下剤を服用する必要がない検査も行っています。苦手意識がある方でも楽に受けていただけますので、ご相談ください。

検査中に行う早期の大腸がんや前がん病変のポリープ切除で治療や予防も完了

大腸カメラ検査中に早期の大腸がんや前がん病変のポリープを発見した場合、その場で切除する日帰り手術が可能です。別日にスケジュールを作る必要もなく、入院せずにそのままご帰宅いただけます。事前の食事制限や下剤服用も1度ですみ、将来がん化する可能性がある前がん病変のポリープを切除することで、検査・治療・予防が1度で済みます。

便潜血検査陰性の方へ

大腸がんや前がん病変があって便潜血検査陽性になっている場合、硬い便が通過する場所に病変があって、便が擦れることで出血して陽性となっています。まだ水っぽくてやわらかい便が通過する場所に病変がある場合、出血することなく進行してしまい、かなり大きくなってしまっても陰性になります。また、隆起しない病変の場合も便が擦れて出血しないため、陰性になります。ある調査結果では、大腸ポリープの大半と、早期大腸がんの約半分、そして進行大腸がんの約1割程度が陰性になると指摘しています。
便潜血検査で陰性になっても油断せず、特に症状がない場合もリスクが上昇しはじめる40歳を超えたら大腸カメラ検査を受けてみることをお勧めしています。

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