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2023.01.13

◎内視鏡検査(胃カメラ検査・大腸カメラ検査)の選び方◎

  • 【内視鏡検査を選ぶポイント】
  • 1. 鎮静剤の有無
  • 2. 痛みの少ない大腸カメラ検査
  • 3. 経鼻内視鏡検査/経口内視鏡検査の選択
  • 4. 院内下剤の選択
  • 5. 早朝胃カメラ検査
  • 6. 最新機器の導入
  • 7. 日帰りポリープ切除の実施
  • 8. 専門医による内視鏡検査

 

  1. 1. 鎮静剤の有無

当院では、鎮静剤を使用した無痛内視鏡検査を実施しております。鎮静剤を用いた苦痛のない内視鏡検査を10年以上行ってきた経験豊富な院長が必要最小限かつ適切な麻酔投与量で行います。院長の豊富な過去の鎮静剤使用経験の中で重大なトラブルが起きたことは一例もありません。

  1. 2. 痛みの少ない大腸カメラ検査

大腸カメラ検査で起こる苦痛は、大腸が押されたり引き延ばされたりする圧迫によって生じます。こうした苦痛をなくすために、当院では腸を圧迫しない挿入法である無送気軸保持短縮法を取り入れることで、挿入時に起こる苦痛を最小限にして、安全性も高めています。長い研鑽によって培われた手技と豊富な経験をもとに、患者様ごとに腸の形状に合わせて行いますので、患者様が痛みを感じることもほとんどありません。

  1. 3. 経鼻内視鏡検査/経口内視鏡検査の選択

胃カメラ検査には、経鼻内視鏡検査と経口内視鏡検査の2種類があります。当院では、患者様に合わせた上部消化管内視鏡検査(胃カメラ検査)のご提案をさせて頂いております。ご不明な点がございましたら、当院までお気軽にご連絡ください。
【胃カメラ検査の種類】経鼻内視鏡・経口内視鏡について

  1. 4. 院内下剤の選択

大腸カメラ検査前には、腸内をきれいにするために下剤を服用します。通常、この下剤服用はご自宅で行っていただき、便の状態が落ち着いたらご来院いただく流れになっています。
自宅下剤では、テレビを見ながら、家事などの用事を済ませながら、リラックスした環境で下剤の内服をすることが可能です。
ただし、下剤を飲むのが初めてなどで下剤服用にご不安がある方、ご来院までの時間でトイレにいきたくなるのではというご不安がある方のために、院内で下剤を飲んでいただくことも可能にしています。院内服用にすることで、便の状態を看護師が確認でき、効果の進捗が把握しやすくなります。また、下剤を服用してから検査まで院内で過ごせますので、トイレの心配もする必要がありません。わからないことや不安なことがあったらすぐ看護師に相談できるため、ご不安なくお過ごしいただけます。

  1. 5. 早朝胃カメラ検査

当院では、午前9:10頃から胃カメラ検査を実施しております。こちらは事前に当院を受診し検査前に診察された方のみが対象となりますので、インターネット・お電話からの直接予約は受け付けておりません。健診結果にてご不安なことや症状等があり早めに胃カメラ検査を希望される方は、当院へ検査前に一度、診察のために足を運んでいただくことにはなりますが、こちらの検査枠もご検討いただければと思います。

  1. 6. 最新機器の導入

内視鏡検査機器で長く世界をリードしてきたオリンパス社の最新内視システム「EVIS X1」を当院では導入しています。「EVIS X1」は2020年9月現在、オリンパス社の最新モデルで、導入施設は全国的にも極少数です。短時間に高精度の検査が可能で、患者様への負担も軽減します。また微細な病変の素早い発見を可能にする特殊光やデジタルハイビジョンなどを備えている高性能な内視鏡システムです。
また今後、内視鏡スコープ(カメラの挿入する部分)の購入等も検討しており、患者様に更に「安心・安全・笑顔」を届けられるようにハード面も今以上に整えていきたいと考えております。

  1. 7. 日帰りポリープ切除の実施

大腸カメラ検査で、前がん病変の大腸ポリープや早期大腸がんが発見された場合、その場で切除する日帰り手術が可能です。これにより、将来がん化する可能性がある大腸ポリープを切除できた場合は大腸がん予防につながります。もちろん、事前のご説明で検査時の切除をご希望される場合に行っています。
大腸ポリープは腸にできた良性腫瘍ですが、「腫瘍性ポリープ」と「非腫瘍性ポリープ」に大きく分けられます。当院では大腸カメラ検査時に発見されたポリープの表面を拡大して詳細に調べ、腫瘍・非腫瘍を瞬時に判定しています。その上で、切除が必要なポリープのみを切除し、大腸がんに移行する可能性のないものまで切除することはありません。

  1. 8. 専門医による内視鏡検査

内視鏡検査では粘膜の微細な変化も詳細に観察できるため、状態を正確に見極めて診断し、早期発見につなげるためには検査する医師の豊富な症例経験が不可欠です。当院では、数多くの内視鏡検査と治療を行ってきた医師が、すべての内視鏡検査を丁寧に行っています。繊細な手技で詳細な検査を短時間に行っているため、患者様へのご負担が大幅に軽減されます。検査終了後に結果をお伝えする際にも検査を担当した医師が、検査中に撮影した画像をお見せしながらわかりやすくご説明しています。不明な点や気になることがありましたら、何でもお気軽にご質問ください。

 

◎患者様からの当院内視鏡検査に関するご意見◎
特に鎮静剤を併用した場合では、実際に内視鏡検査後の患者様アンケートで「内視鏡検査は苦しくなかったか」という項目では、「快適、無痛だった」が「10」、「不快、痛かった」を「1」として10段階で評価していただいたところ、9割以上の方が9~10(快適、無痛だった)という結果になっております。またアンケートご意見欄には「あっという間に終わった、全く苦しくなかった」、「全く苦痛無しでやって頂きまして有難うございました。家族・友人にも勧めたいぐらいです。」、「痛みがなくスムーズに検査ができました。」等のご意見を患者様より多数いただいております。またそれ以外にも改善点・要望などのご指摘、ご意見を受けることもありますが、患者様からのご意見は院内で共有し改善できる点は、スピード感をもって真摯に対応、次回足を運んでいただいた際には更に「安心・安全・笑顔」を提供できるように院長をはじめ職員一同取り組んでおります。

 

  • ◎当院の胃カメラの特徴◎

昔、胃カメラ検査を受けたことがある方や、胃カメラ検査を受けたことがない方には「胃カメラ検査はつらい」というイメージを持っているケースが今も少なくありません。昔通りの方法で胃カメラ検査をした場合、強い嘔吐感が続くとても苦しい検査になってしまうことがあります。この強い嘔吐感は、舌の根元に内視鏡スコープが触れることで反射的に起こります。歯磨きで奥歯を磨く時や、喉の炎症で奥を観察する際に舌を押された時に起こる、えずいてしまう感じが続くようなイメージです。また、検査中にたまった唾液を無意識に飲み込もうとして誤って気管に入り、嘔吐感がより強くなってしまうこともあります。こうした嘔吐感は異物を飲み込まないようにするための重要な反射で、感じ方には個人差があります。現在では強い嘔吐感を起こさないようにするための洗練された手法が確立していて、内視鏡検査経験豊富な医師であればかなり楽に受けていただける検査が可能になっています。
当院では、検査経験豊富な医師が繊細なスコープ操作によって嘔吐感が起こらないようにしています。また検査中は唾液を吸引することで無意識に飲み込んでしまわないようにして、苦しさを最小限に抑えています。また、ウトウトしている間に検査を受けられる無痛の麻酔内視鏡検査も可能です。ご不安が強い方でも苦しくない検査ができますので、安心していらしてください。
【胃カメラ検査の特徴】

  • ◎当院の大腸カメラの特徴◎

大腸カメラ検査では、大腸全域である直腸、結腸、盲腸の粘膜を直接観察することができます。前がん病変の大腸ポリープや早期大腸がんの発見には不可欠であり、それ以外にも特有の病変を確認することで虚血性大腸炎、潰瘍性大腸炎など幅広い大腸疾患の診断に役立つ検査です。疑わしい部分の組織を採取して確定診断も可能です。さらに、検査中に発見した大腸ポリープはその場で切除する日帰り手術も可能です。これによって将来の大腸がんを予防することにつながります。腹痛・下痢・便秘・血便・便潜血陽性などの症状がある方、40歳以上で過去に一度も大腸カメラ検査を受診したことがない方、過去に大腸ポリープを切除したことがある方などは、日本消化器内視鏡学会 専門医がいる病院/クリニックを早めに受診しましょう。
【大腸カメラ検査の特徴】

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